トイレ事情の悪い鉄道
コロナ前から数年ぶりに青春18きっぷで旅してきました。
実際に女性のオシガマオモラシに遭遇したわけではありませんが、やたらとトイレ事情の悪い鉄道を見つけたので妄想の材料にしています。
それは四国を走る予土線という路線で、自分が乗ったのは、なんか新幹線のオモチャみたいな形をしたユニークな車両。内部にも鉄道模型が飾られていたり、なかなか面白い趣向に思えました。
途中の駅でトロッコのついた車両とすれ違いましたが、そちらもそのうち乗ってみたいと思えるものでした。
ただ、この路線、田舎の鉄道としては珍しく、なんと客車にトイレ設備がついていないのです。
運行時間が3時間近くもある列車にトイレがついていないというのは正直、信じられませんでした。これは由々しき事態です。
頻尿の人などは乗っている間じゅう気が気じゃないでしょうし、そうでない人でも急な下痢などきた日には一巻の終わりです。
観光中であるにもかかわらず安心して酒をあおることもできなくなります。アルコール摂取すると有り得ないぐらいトイレ近くなることもありますから…
そのうえ、嫌がらせかと思うぐらいガンガンに冷房が効きすぎていて、手が冷たくなるほどでした。
定期的にトイレ休憩的な時間でも考慮されていれば、まだ救いようはあったのですが…
序盤で一度だけ、充分な時間停車するのでトイレ行きたい方はどうぞ、的な案内のあった駅がありましたが、その一駅だけです。
運行区間の真ん中あたりでもなく、出発して30分も経たないぐらいのところです。そこからが長いのですが…
その駅だって、降りてからトイレまでがけっこう遠いうえに、規模の小さいものでした(たしか小便器は1基のみ)。
あとは、列車待ち合わせのため3~5分ほど停車する、程度の駅が二つ三つあったぐらいです。男の小用のみであれば、急げばなんとか用を足して戻って来られるでしょうか?トイレが混んでいなければね…
それに、そもそも停車時間などは列車遅れやダイヤの乱れなどによって、いくらでも変わってくる可能性があります。
予定外に運行が遅れたからトイレ行く時間なくなっちゃいました…なんてことも有り得るわけじゃないですか。
なにより問題なのは、本数が少なすぎるため、一本見送ったら次の列車まで何時間も待たなくてはいけなくなることです。これでは、その列車に乗り続けることを諦めて途中下車することすら気軽にできません。首都圏の電車はトイレついてないのがほとんどですが数分~十数分おきに次々と来るので、催したら途中駅で降りてトイレに行けばいいだけのことです。
子供が喜びそうなこんな車両まで作るほど観光鉄道である自覚があるのなら、トイレ事情の改善は必須といえるでしょう。
最近インバウンドなどが取りざたされていますが、こんな観光列車が運行されていたのでは、日本に悪いイメージを持たれかねません。実際、自分が乗ったときも外国人いましたしね…どう思っていたのかはわかりませんが…実際にトイレ行きたくなったりしなかった場合などは、気にもならないことなのかもしれませんしね…
車内トイレ設備の設置を法律等で義務付けることは難しいのかもしれませんが、運行予定時間が2時間を超える公共交通機関にはトイレを完備することを強く推奨するとか設置する場合には国が資金を援助するとか、どうにかして早急に解決されるべき問題かと。
いずれ近いうち、この列車をモデルに美女が尿意や便意に耐えきれなくなりトイレ以外で排泄してしまう羞恥系小説など書ければと考えています。
完成したら、pixivの方に投稿すると思います。